電気の勉強には数学の知識が必要です。
特に第2種電気工事士の勉強をするにあたっては、三角関数[とくに、sin(正弦)、cos(余弦)]について勉強する必要があります。
三角関数の勉強は、高校の教科書や、三角関数についての参考書などを利用して簡単に勉強しておくと良いと思います。
あと第2種電気工事士の勉強に必要な数学の知識としては、三角形の辺の比(1:2:√3、1:1:√2、3:4:5など)や、グラフ(サインカーブ、コサインカーブ)について、また、√2=1.414、√3=1.732、π(パイ)[角度として]π=180° などの数値を必ず覚えておく事です。 (この比や数値は電気の計算問題では良く出てきます。)
そして、分数の計算や、比の計算をまちがえないように、きちんと、できるように練習しておくことも必要です。
あとは、オームの法則、合成抵抗の公式、導体抵抗を求める公式、三相交流計算などの公式をきちんと使えるようにして、式の組み立て方を練習することです。
計算は、本試験でも電卓を使えるので、入力を間違えなければ大丈夫でしょう。
第2種電気工事士の試験では、これぐらいの数学を勉強しておけば、数学については完璧だと思います。
あとは、電気関係の法令を理解して、施工方法や、配線図などをきちんと読めるようになり、電気書院やオーム社などから出ている第2種電気工事士受験用の問題集を一冊完璧にこなせば、
学科試験の合格はおのずと見えてきます。