2011年9月6日火曜日

第2種電気工事士を目指そう!! vol.6 ― キルヒホッフの法則―

― キルヒホッフの法則―

 キルヒホッフの法則は二つの法則から成っています。

 キルヒホッフの電流則は、電気回路の接続点に流入する電流の和は、流出する電流の和に等しい。というものです。

 もう一つキルヒホッフの法則には、電圧則があり、これは、閉じた回路内での起電力(電圧)の和は、電圧降下の和に等しい。

 というものです。

 これらのキルヒホッフの電流則や、電圧則は分岐回路の、一つの抵抗に流れる電流値を求める際などに、連立方程式を作って、その連立方程式の解として、その抵抗に流れる電流値を求めます。

 ここで、起電力という言葉が出てきたので説明したいと思います。

 電位差は、電流を流そうとする力の強さであり、これを起電力といいます。

 つまり、起電力のあるところには必ず電位差ができます。

 電池は化学反応で起電力をつくり、発電機は電磁誘導作用で起電力をつくります

 そして、電源には、起電力という言葉を用いることが多いです。

 電位、電位差、電圧はいずれも量記号はVですが、起電力はEで表し、単位はいずれ
もボルト[V]で表されます。

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